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2011年02月の記事 | たけしのクイズパンチ

たけしのクイズパンチ

付設 : 脇屋恵子の日記
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天・「グランドスラム」よ永遠に・・・

 天・「グランドスラム」よ永遠に・・・

 タイトル:

正確には

天・「グランドスラム "オリジナルメンバー" 」よ永遠に・・・


恵子です。


「天4」から一週間経ちました。

素晴らしい大会を主催してくださったMQCの皆さま、本当に有難うございました。
参加サークルの皆さま、応援団の皆さまお疲れ様でした。


大会内容のことはすでにあちらこちらで書かれていますので
(DVDも出るとのことで)


ここでは「グランドスラム」のことを書いてみようと思います。
まさかの間抜けな裏話もあります。

 

 

と、いうことでここから後は恵子モード入るわよ!


 

■グランドスラム "オリジナルメンバー" とは?




誰が最初にそう呼んだのか私は知らないけれど、ここでは
2002年放送のTBS「天」に出場したグランドスラムの9人をそう呼ぶようね。


そしてその後に開催された

・2003年の 対・学生選抜(エキシビションマッチ)=勝利
・2009年の「天3」=敗北

どの大会も9人中、(その時々で集まることが出来た)8人の "オリジナルメンバー" で戦ったわ。


そして2011年。
今回の「天4」も1人+8人の "オリジナルメンバー" で挑んだの。






「天4」終了後  ↑



ところで、
「天4」は 今回も"オリジナルメンバー" で出場、と決定した時。


グランドスラムのメンバーの中で、

「9年前と(ほぼ)同じメンバーで出場することは、優勝する以上に価値があると思います」

と言ってくれた人がいたの。
嬉しかった、有難う。


そうよね、
9年前のメンバーが8人揃うなんて、なかなか無いことよね。

人間、9年も経てば周りを取り巻く環境も変わるわ。
離れ離れになっていてもおかしくないのよ。

だけどそんな中、ここに集結した "オリジナルメンバー" 。

 

私は彼らを再び「天」優勝の舞台へと連れて行くと、心に決めたの。

 


■再び「天」へ?




でもねぇ〜

今回、参加サークルの数も、個々のクイズプレイヤーのレベルも、
9年前とは格段に違う。違いすぎるわ。


無理よ、「天4」優勝なんて。


だけど考えてみて。


9年前だって、優勝なんて全く見込み無かったのよ。


当時「グランドスラム」なんてメンバー含めて無名も無名、
どこの馬とも知れないサークル。


(え、今でもそうだって?・・・あはは、そうかも)


対するは、老舗の名門サークルや強豪ぞろいのサークル。



それでも私は勝つ気満々で挑んだけど

「グランドスラム」が勝てる理由なんて本当は無かったのよ。


だけど結果は・・・!!!

 

だから今回も、どんなに強豪なサークルが犇めいていようとも、
初心に帰ろうと思ったの。



■涙の敗者復活戦!(語調変わります)



グランドスラムは敗者復活戦の3試合中、第1試合に組み込まれた。
(敗者復活は3試合×5チーム)


先発の6人が抜けたら、
後発の3人が敗者復活の最終決戦に晴れて登場できる、という形式。


我らが先発メンバーは


グランドスラムが誇る最強メンバー、


中野
TAKUMI
ますだて

田中



しかしライバルの他4チームも
関東・関西の強豪チームから勢いのある新サークルまで!


もうダメ?

いいえ。

私は祈った!仲間を信じた!!





強豪チームがリーチをかけていて、1問1問に手に汗をにぎ
・・・ったかどうかは覚えてないけど、

 
グランドスラム、最後の一人が抜けたときは溢れる涙を止めることができなかった。

(涙は優勝のときまで取っておきたかったのに)

 

・・・そして敗者復活の最終決戦へと、

後発メンバーの

牧野・小倉・私にバトンがつながった!


グランドスラムの9人中、最強メンバーを先発の6人に選んだ結果、
残ったのがこの3人・・・(^^;)という構図は否めないが、


この3人こそ、


19年前のグランドスラム発足時から残っている3人中の3人なのだ!



牧野の姿を見るのは2002年の「天」以来、という人も何人かいたくらい、
彼はクイズから遠ざかっていた。


いや、私だって小倉だってクイズ大会にはめったに参加しない。


だから

3チームが争う敗者復活の最終戦で、


実戦経験豊富なサークルを前に、正直、勝てる要素はなかった。


勝てるとすれば個々の得意分野が降りて来ることだけだ。



だけど3チームとも3人ずつだけでの短期決戦
〜数問で終わる可能性も大〜
で、
都合良くハマる問題など降りて来るだろうか?

 

 

しかし、それは降りて来た。

牧野、小倉の連続正解で私にバトンがつながった!
最初にリーチをかけたのはグランドスラムだった!



応援団から沸き起こるワキヤコール・・・。


 

■これは背負うべきして背負った試練なのか



ここで裏話。


実は・・・私は、取り返しのつかないミスをしていた。


敗者復活の後発3人の順番を、提出する際に書き間違えていたのだ!


済んでしまったことをあれこれ言っても仕方ないが、
あまりの運命の残酷さ(?)を笑ってほしいので書いてしまう。


当初、私が考えていた後発メンバーの順番は


<小倉・牧野・脇屋>


だった。

この順番なら間違いない、と。



比較的問題をひろってくれる小倉、
得意分野が来たら逃さない牧野、
後は私に任せて、と。


しかし私の順番書き間違いのために実際の順番は


<牧野・小倉・脇屋>


となってしまった。


もちろんスタッフの方には言ったが訂正は出来ないとのこと・・・(そりゃそうだ)。



私は気持ちを切り替えた。


この書き間違いのおかげで運が巡ってくるかも知れないからと。

・・・実際は運は巡ってこなかったけれども。


 

■敗者復活・最終決戦




第1問目の答えは「ダイヤモンド社」。


昔、海外旅行常連だった小倉にとっては、わけのない問題。


(私が順番を書き間違えたために、小倉は栄えある第1問目を答えるチャンスを逃した・・・)


問題も読み切られてスルーになりかけたとき、
自信無さげに東大のサークルの方が答えて正解。


2問目は牧野得意のボクシング問題。

クイズ界から離れていた彼に、あの短期決戦で問題が降りて来てくれたのだ。

 

私が順番を書き間違えていなかったら、
1問目、2問目ともグランドスラムが奪取だったのに・・・と考えるのはゲゲゲではなく愚愚愚。


1問目、グランドスラムが正解したら
2問目は他チームが猛チャージをかけてきたかもしれないし。


なので
書き間違えていなかったら勝てたのか、と聞かれてもそれはわからない。


でも少なくとも・・・書き間違いがなかっとしたら
(小倉・牧野と、1問目から順当に抜けていったとしたら)、

私のあの後の押しはなかったかもしれない。


あの押しには、仲間以外からも沢山の方から温かい言葉を頂いた。


「勇気をもらった」「いい戦いが見られた」etc.

そして中には涙を流してくれた人も・・・


それだけでも私は何かをやったのかと思えた。

 

だから

書き間違えたからといって全てが悪い方向に向かったとは思わない。

 

だけど・・・やっぱりしばらくの間、すさまじく自分を呪ったのも事実。


だって、だって、
メンバーがつないでくれた
せっかくのバトンを、ゴール直前で落としてしまった責任は、全て私にあるのだから。


でも、

「グランドスラム」(というか脇屋)は、

まだまだこれからなんだ、と思うことにした。


万全を期したと思ったメンバー表の書き間違い。

これも天の采配なのだろう

(・・・と、自分のうっかりミスを誤魔化す私)。


 

■結びの言葉




「天」優勝。


これは個人戦では味わえない無上の喜び。

仲間とともに対策した日々が走馬灯のように駆け巡る。


より多くのサークルにこの嬉しさを、感動を、かみしめてもらいたい。


そう思います。










| 小倉 剛(おぐらたけし) | 恵子 | 07:48 | comments(4) | - |
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